最近のことを紹介するページ
ライアトリエの2度目の企画展です。ポスター撮影用にいろいろ送られて来た
モノの中から白いウールのコートを選びました。
基本的に人に着せて撮っていないファーマーズテーブルの企画展ポスター
「さて、どこでどうやって撮ろうか?」と考えます。ハンガーにかけて何処に吊すか?
抜けの背景はどんな風にするか?直置きで俯瞰で撮ろうか?何処の床に直置き
するか?…………田舎のウチのコンクリの三和土で撮りました。
水野さんは鍛金の作家です。カンカンと打ち出す行程は力強くダイナミック
そして忍耐と繊細さが求められます。工房を訪れたことがありますが
「この板が鍋になるのですか?」と、ただただ感心してしまいました。
当然全行程を見届けるだけの時間はありあませんでしたけれど……。
写真に撮ったのは茶筒、その身とフタの寸分狂わぬ収まり方に感動です。
妻・博子が主体になって運営している石川家のビジネス「ファーマーズテーブル」
来年40周年を迎えます。1985年に同潤会アパートで始めて、そこで15年。2000年、
200mほど離れたキャットストリートの一軒家に移って10年。2010年、恵比寿に来て
15年になろうとしています。こちらに移ってから大人になった娘も参戦、
文字通りファミリービジネスでございます。笑
40周年を記念して歴代の(メモリアルな懐かしい)取り扱い作品を並べる”博物館”を
開催しました。クラフトの作家の方々、古くからのお客様など
初日のワインパーティには100名ほどの人が来てくださいました。
茨城のセカンドハウスのお隣は地元の農家さん。
「石川さん、ほら!」って畑から引っこ抜いた生の南京豆を
持ってきてくださいました。「わぁ、部分的に緑してますね。」と
撮った写真です。その後、塩ゆでをして食べました。美味しかったです。笑
シャベルは谷澤佳奈さんのアトリエ名、服や小物などの実用品、
オブジェやモビールなどのアートと、ジャンルを特定せずに創作しています。
ポスター用に撮影したのは籐の持ち手の毛糸のバッグ、柔らかな質感を写しました。
櫻井美奈子さんはざっくり言えば陶芸作家ということになるのでしょうが、
そんな枠には収まらないアーティストです。このポスター写真のオブジェも
アンティークの再生ガラスと錆びた金網のコンビネーション作品です。
陶芸作品にしろ、このようなオブジェにしろ、彼女の作り出すモノは
遺跡か廃虚の遺物のよう、ちょっと不気味にステキなのです。
5回めのめがね展、さて、今回はどう撮ろうかと考えます。
前回は自分で着用、セルフタイマーで撮りました。うけたとかうけなかったとか?
今回はブツ撮りに戻しました。「そうだ、レンズの中にハレーションを入れよう。」
わが社の窓辺スタジオ(?)にて、窓を映し込んで撮りました。
4年ぶり4回目の村上さん展です。村上作品はカタチはシンプル、オーソドックス、
でもそれぞれの木の表情はふたつと同ものがありません。
村上作品は自然とがっちりタッグを組んだものなのです。
写真は真俯瞰から、グラフィカルに並べてみました。
カタチと木の表情がはっきりと分かるように。
まずはブランドロゴのデザインから始めました。アルファベットの
Oの文字をミカンにしたアイデアが採用されました。
そして第一弾の製品がジェラートでした。ミカン、ハッサク、ユズ、レモンの4種類。
楽しく働く農業者と有田みかんの特徴でもある石垣の棚畑を水彩で描きました。
写真はリネンのラウンドブラウス、いかにも心地よさそうです。
本展ポスターやフライヤーの制作を進めていたのですが
都合により中止となりました。幻のグラフィックです。笑
村上躍さんはロクロを使わずすべて手捻りで作陶していはます。
写真の動物が乗った器もよく見ると、おくっていった指のあとが見てとれます。
石川源写真展「STILL my LIFE」
会場:ファーマーズテーブル(渋谷区恵比寿南2-8-13共立電機ビル4階)https://www.farmerstable.com/
会期:5月17日(金)〜5月23日(木)
時間:12:00〜18:00
初日(17日)16:00よりオープニングP、是非!
石川源(いしかわみなと)はアートディレクターでもありフォトグラファーでもあります。これは彼の写真展です。スチルライフとは静物画のこと、写真業界的に言うならばブツ撮りと言うことになります。しかしSTILLとLIFEの間にmyが入るとちょっと意味が変わってくるかも知れません。笑 石川源は幼少の頃からモノが大好き、石ころや木の実、古いパッケージやジャンクなオモチャ……彼の周りにはフォトジェニックながらくたで溢れかえっています。
前から、そんな愛おしいモノを気が向くと写真におさめてきました。これは彼のライフワークのようです。またそのそれぞれの画を似合うさまざまな額にしつらえることによって、再び物質化(?)した展覧会であります。「モノ→撮影→モノ ポップアートなのかも知れません
サラヴァは坂口直顕さんのハットのブランド、その美しさは群を抜いています。
パラバンタルと呼ばれる天然草の中でも最高峰のものを使用した
コロニアルハットです。横からのちょっと硬めのライティングでシェイプの
美しさ、質感を描写しました。
安藤美樹さんの陶芸はその細かいディテール、怪しくも綺麗だなぁって
思いました。彼女は言います「粘土を紐状によじったり、小さな玉に丸めたりして
ベースの粘土に貼り付けて絵柄を作り、潰して…出来上がりは、模様が立体的に
浮かび上がってくるような感覚!」なのだそうです。この作品は凄いのひと言
パースペクティブなく複写のように撮影しました。
ウザキさんの作品はアンティークリネン、何度も何度も洗濯をくりかえした
古い生地は風合いがたまりません。そんな布地の表情を撮りたいと
思いました。あまり硬くコントラストをつけるのでは無く、ややフラットに
シャープに撮りました。
彌(いよ)さんのレースのオブジェ展のです。多摩美術大学のテキスタイル科出身の
彼女が一つずつ手で編んだ糸の綿毛は、それぞれいろいろな表情をもっています。
天井から吊すモノで、軽いせいもありちょっとした風でもゆれて綺麗です。
撮影は暗い空間に綿毛の吊るし、被写界深度を浅くして奥の綿毛をぼかしました
APA AWARDは日本広告写真家協会主催の公募展
広告写真部門に入選いたしました。11年連続です。
今回もファーマーズテーブルの企画展ポスターのシリーズです。
沖縄の草木染めのkitta、そのどこか柔らかい色調がたまりません。
作家のキッちゃん、「最近、緑とピンクの色の組み合わせにはまっています。」と。
染められる生地の素材はいろいろ、畳んで重ねた側面を撮影しました。
人形作家でイラストレーターでもある加賀谷さん。ちょうど開催期が
12月になったのでテーマはクリスマスだと言います。
ユニコーンの人形と、帆布にブルーで描かれた大きな絵が
撮影用に送られてきましたましました。。
神谷さんのオブジェは段ボールに彩色したミニチュアの洋服、
そのコーディネイトがなんとも素敵です。
渡辺さんの木彫の動物たちは生き生きと表情豊か、
その観察力、表現力に感動ものです。
どちらの作家のモノも手のひらサイズです。
コナヤの真鍮アート、これ3〜4㎝の小さなものなのです。
ハムシだったりアメンボだったりゾウムシだったりリアルです。
撮影は古い鉄板の上で、逆光ぎみに撮りました。
ヨーロッパ最後の田舎と言われるポルトガル。自分たちでなんでも
作り出すクリエイティヴィティ、友人や家族との時間を大切にする暮らし。
カステラノートの村瀬さんはそんなポルトガルの生活に、
そして手仕事に魅せられたと言います。写真の奥のカゴはキャナという
あしの一種で編んであります。もともと漁師が蛸を入れて運んでいたものです。
手前のはウールのラグです。です。質感の対比を写しました。
ニットの撮影には毎回ちょっと苦労します。
ぐっと寄って質感描写にするとフォトジェニックなのですが
それではどんな服なのかわかりません。ある程度全体像を見せる
必要があります。その時、単に説明的ではなく「さて、どうしよう?」
今回のは鳥みたいに飛ばしてみました。
メガネ舎ストライプは神戸の眼鏡屋さん。工房を持っていて
完全オリジナルのメガネを作っています。
舎主の比嘉さんのユニークなセンスが光るデザイン。
このポスターのメガネはまるで逆さまにかけたようなカタチ
おもしろいでしょ。ちなみにモデルは私が務めました。ゴヨウシャ
写真は(いわゆる)自撮りです。
2004年度からこのフォーマットで作り続けている例のモノです。
20作目になります。今回の表紙の写真は「雨上がりのマンホールの蓋」です。
錆色の凹にたまった雨水が表面張力で湾曲していのて、パシャったものです。
チプラスタヂオのワイヤーアートはちょっとノスタルジックで
不思議な感じのオブジェです。作家のちなつさんは言います。
「この世界は、さんかくとまるで構成されている。」それが今回の
テーマだそうです。白壁の前に奥行きをもたせて吊し撮影しました。
荒川尚也さんの吹きガラスは細かい表面の波打ちと
中に閉じ込められた気泡の美しさでしょう。
その繊細な表情を捕らえるべく写真を撮影しました。
林明子さんの革のバッグはカタチはオーソドックス。
素材えらびのシビアさには驚かされます。本当に質のよい
柔らかい革が選ばれています。
そんなバッグの質感を撮影すべく努力をしました。
絞った光量でソフトなライティングをしました。
ブルキナ・ファソは西アフリカの内陸にある共和制国家です。
実はこのかご、本体が作られるのはガーナ北部、そこから30㎞ほどしか離れていない
隣国ブルキナ・ファソに送られて、出荷されそるのが常、ゆえに一般的に
ブルキナ・ファソのかごと呼ばれるのだそうです。ちとややこしい。笑
ギネアキビというイネ科の植物を撚り合わせ、きっちりと目を詰めて
編み上げてあるかご、プリミティブと言うよりも精緻な完成度があります。
二回目の大木もと子さんのフナタビアトリエ展です。今回はパンツも
初参戦、それを撮ることにしました。絵画のような彼女のテキスタイル
これはバラや紅花などの花を布に巻き込んで染めた植物染めです。
自然光の中で、空気感あふれる爽やかな画調にしました。
タマケン・シップは玉井健二さんが流木と針金で作る舟のオブジェです。
大阪でSEWING TABLE COFFEEという喫茶店をやっている玉井さん、
コーヒーを淹れるかたわら、集めて来た流木を使って工作しているといいます。
風化した流木の船体に洗練されたデザイン構成の、錆びた針金のマストとセイル
すごくかっこいいです。おおきな白いホウロウのバットに置いて撮りました。
クライアントである女房から「なんか、春らしいのを」と、オーダー
ストックの写真を漁って選びました。黄色いのは山梨で撮ったカボチャの花。
キャベツはニュージーランドで撮ったものです。
2回目のコムレックの動物展です。コムレックはアルゼンチン北部
グランチャゴに住む先住民族、村の女性たちが、森に実存する動物
(時には想像上の動物たち)を羊毛で紡いだ毛糸や草木を、天然の染料で染め、
ワイヤーの芯に肉付けて成形して行きます。それは彼女たちの世界観や文化、
動物たちと宇宙との霊的な関係を表していると言います。
なかなかユニークでユーモラスでもあります。
赤く塗装された床の場所で、低い位置の朝日を正面に逆光で撮りました。
山本 彌(いよ)さんの(たんぽぽの)綿毛展です。これは白い糸で編んだ
レースのオブジェです、手のひらの大きさほどです。
モビールに仕上げたものと単品の、ぶら下げるものがあります。
風にゆれてエレガント、ステキです。
APA AWARDは日本広告写真家協会主催の公募展
広告写真部門に入選いたしました。10年連続です。
今回もファーマーズテーブルの企画展ポスターのシリーズです。
これは草木染めのウールのセーターです。目の粗いモヘアのこれ
軽くて、柔らかくてたまらない質感です。その感じを表現したくて
表からはもちろん、裏からも光を入れてほんわりと撮りました。
このファーマーズテーブルの企画展ポスターシリーズは
撮影もデザインも私自身でやっております。
omotoはご夫婦のブランド、ご主人は鍛冶やさん、奥さんは布のアーティストです。
写真背景に並べてあるのが奥さんの布、藍染めや柿渋染めのパッチワーク
鍋掴みです。ランダムに接ぎ合わせた布はアートしています。
ご主人の包丁は刀を見るように美しく、その切れ味は最高です。
美しい素材なので楽しい写真撮影でした。
バックの布のおかげで刃物が怖くなりすぎずに撮れたと思いました。
天野ミサさんは彫金家、愛知にある工房で製作にはげんでいます。
多摩美を卒業後イタリアで学んだ、そのセンスと技術は最高です。
この写真はブローチ、このトカゲとイグアナ、精巧でしょう!
錆の出た鉄板の上で良い具合のハイライトの位置を吟味して撮影しました。
気持ちの良い生地で作ったインナーとアウター
そんな素材感を表したくて柔らかい光で撮りました。
うまく柔らかなカーブを描くように服のスタイリングに気を遣いました。
2004年度からこのフォーマットで作り続けている
ファーマーズのカレンダー、この23年度版で19作目になります。
表紙の写真はヤマモモの実をグラデーションに並べてみました。
BEST of PACKGING in JAPAN(パッケージ総覧)は歴史のある
年鑑です。毎年載っていて、今年も3作品掲載されました。
巻頭の、対談取材もありました。
イーディセジウィックのこの服、着ると普通なのですがご覧のように
ハンガーにかけると丸くて面白いのです。質感もなんともイイ感じです。
ほのかに外光が入る暗い場所でローシャッターを切りました。
リネンの薄い生地を柿渋で染めたストール、ステキです。
リネンは洗い立てシャキッとしていて使うほどにしんなりします。
これはシャキッとした状態、透け感が写るように留意しました。
ファーマーズテーブルの次期企画展は基本的に女性向けのものです。
今回初めて”男物の”クツとセーターです。
ちょっと男っぽい画を撮ろうと思いました。
ストライクの眼鏡展、3回目です。前回の写真は一つのメガネを撮りました。
今回はごそっと沢山積み上げてみました。
フナタビアトリエは染色家・大木もと子さんの工房です。
大胆な手描きの柄は、そりゃもう芸術的、アートしています。
薄手の生地に染められ服やエプロン、スカーフなどに展開しています。
そんな質感を見せたくてモデルに着せて回転してもらいました。
ミンディさんの5回目の企画展です。
作家と「どうしようか?」と、相談。ぶら下げるアクセサリーと財布だったので
シンプルにぶら下げて撮影しました。背景は暗幕の前にトレーシングペーパーを
浮かしてかぶせて、微妙なムラを作りました。
真鍮線を使うオブジェ作家・コナヤさんの2回目の展覧会です。
細い真鍮線できたオブジェを、前回は黒っぽい背景で撮りました。
今回は白っぽいバック、アルミトレイの上でとりました。
真鍮の金色がうまく写りました。ちなみにこれは「2」のオブジェの塊
分離すると「2」になります。作家と店主の「このぐじょぐじょ、面白いね〜。」の
意見を取り入れ撮ってみました。「うん、これは面白い。」
蝶谷氏は代理店時代の友人、コピーライターでした。
その後著述業、お酒に対する造詣が深く、何冊もお酒関連の本を出しています。(その内これで3冊目のお手伝いになりました)
ビジュアルを考えていて「あ、利き酒盃に注ぐところを真上から…」と
思いつき撮影を敢行しました。適度に泡だったのもイイ感じです。
(内容は意外と固いのですが)軽い印象にタイトルは手書きにしました。
ハウスオブローゼのOh! babyは人気のあるボディケア製品です。
毎年期間限定の季節商品を出します。この春は「甘夏の香り」です。
食べたくなるようなシズル感が表現できたらと思いました。
和歌山の友人からもぎたての甘夏みかんを送ってもらい撮影しました。
アイテムはボディスムーサー、ボディソープ、ジュエリーローション、
ハンドジェルクリームの4品です。
uzakiはウザキヨシエさんのブランド、アンティークリネンで作った
カーテンやトート、エプロンや鍋敷きなどが展開アイテムです。
それと、本展はフランスもののジャンクがアクセントとして並ぶ構成です。
写真はカーテンをメインに小物をあしらいました。ピロピロと散らかった
カーテンの紐が画を面白くしてくれました。
APA AWARDは日本広告写真家協会主催の公募展
広告写真部門に入選いたしました。
ファーマーズテーブルの企画展ポスターのシリーズです。
APA AWARDは日本広告写真家協会主催の公募展
一般写真部門に2口入選いたしました。
タイトルは「その朝の、この一枚。」普段朝の散歩の時に撮った
スナップで構成しました。何年にも渡って撮り貯めたものです。
国内外いろいろ20枚です。
キッタの服は、シルクやオーガニックコットンの心地よい素材
草木染めならではのなんとも言えない色調が特徴です。
色揃えがグラデーション、ぎゅっと並べて、質感が見えるところまで
寄って撮影しました。
ドゥシアンのチカさんはヨーロッパの骨董市でアンティークリネンや
クロスを探して来ると言います。そしてそれらの素材で衣類や
バッグなどの小物を作り上げていきます。
使い込まれ年月の経った布地は唯一無二のヴィンテージな趣です。
ちなみにこの写真、前面にアンティークレースをあしらったベストです。
今回はモノクロにしました。
ジャンピング・イシカワの年賀状シリーズは19年目をむかえました。
父親がいつまで跳ねられるのかの挑戦です。笑
まだ大丈夫のようです。小学生だった娘も30才でございます。
今年の表紙の言葉はエジソン、和訳すると
「私はくじけない、なぜなら捨ててきたあらゆる間違った試みは、
前進へ向かっての次の一歩だから。」です。
イーディセジウィックは本間千暁さんのブランド
「素材と着ごごちの良さ、風合いにこだわっています。」と、千暁さんは
言います。着るごとに、月日を重ねるごとに馴染み、
自分のものになっていく服。そんな感じが撮れたらいいなと
エアー人間に(笑)に着せて撮ってみました。
水野さんの銅器は鍛金、一枚の平らな銅板を焼き鈍し、叩いて叩いて
少しずつ形作って行く魂の籠もった作業が生むです。
出来上がった器は一生モノ、使い込み、年月が経つほどに愛おしい道具に
なって行くといいます。銅の赤い色と槌目が写るように
ライティングの向きに留意しました。
村上躍さんの陶器はすべて手捻り、ロクロではない柔らかさが
感じられます。でも、決して荒々しい手の跡が残っているわけでなく、
きちんとした形に、丁寧に仕上がっています。
その端正な佇まいを表現したく、ソフトなライティングで撮影しました。
老松明子さんの巻きものは、耽美的とでも言うのでしょうか、
ちょっと怪しげで魅惑的です。世界各国から集めた、とっておきの布や
パーツが見事なセンスで構成・コラージュされています。
撮影はグッと寄って、素材感を見せることにしました。
コナヤさんは真鍮線を使うオブジェ作家。
接続部はきちんとろう付けされはています。これは小さなモダンアート、彫刻作品です。
撮影にあたり黒っぽい背景が良いと思いました。
紙や化粧ボードでは味がないので、ロールの鉛板を使用しました。
一級建築士・川井田さんの作るペーパーコンテナの素材は
柿渋を吸わせた厚手の紙に蝋引き素材したもの、なんとも言えない素材です。
建築家ならではの、構造デザインがステキです。
これは大きな物撮り、撮影は屋上の日陰で撮りました。
神戸の人気メガネやさん「ストライク」の眼鏡展です。
この展示会はと、来店いただいたお客様と、ストライクのディレクター
比嘉さんの会話からオーダーをいただくというシステム。
そんな手作りのサンプルメガネ、なんとか美しく撮りたくて
宙づりにしてみました。自然ボケの背景は(実は)本棚です。
大学の友人・武田秀雄の100ページの画集(図録)です。
例の国際的スポーツ大会のタイミングに合わせて描き上げてた
(ちょっとヤバい)ヤツです。天才、異才、奇才、問題児の彼こと、国内での
個展を画策しておりましたが頓挫、ニューヨークでの個展が開催されます。
ま、それの図録ってことです。
●「 Exhibition " WORLD NIGHT SPORTS "」
日程 2021年年7月20日〜8月13日
会場 RONION GALLERY <32 w. 40 th. St. New York NY>
林明子さんのバッグ展は8回目をむかえました。明子さんの素材の選び方
シンプルなデザイン、回を増すごとに大人気です。
今回は全体をみせるのでなく、柔らかい上質な素材感を見せるため、
あえてグッと寄った画にしました。
しなやかな曲線がキレイです。
チプラスタヂオはささたにちなつさんのスタジオです。
彼女の作るモノはみんなちょっと不思議、機能がないようで、あって、
それも「使う側の勝手・工夫で何なりと。」って言います。
オブジェとして飾って良し、瓶などをかませて花器として使って良し……
みんなアートしています。 これは「編み網」と呼んでいるもの
細い針金を編んでいます。
直射日光のあたる場所で影をいかして撮りました。
上のカードはクサイチゴ、先日(2021年5月)撮影した今年のものです。
下のは我が家の石ころコレクションです。いろいろな所で拾ってきたもの
質感がいろいろでおもしろいでしょ!
ミンディのフクシマミキさんはアート寄りの雑貨を作ります。
この革製品は実はペンダントのようなモノ、物撮りするとまるで
バッグのように写ります。それだけ存在感があるということです。
「でも、本当は小さいんだ。」というとこを(かっこう悪く亡く)伝えるには?
大胆にも(笑)定規を並べて撮ってしまいました。かっこうイイでしょ!
人に着せることなく衣服のイメージテーマを撮るのは、難しいことです。
これもシェープとしては極ふつうのTシャツです。
この上質なコットンを知らせるにはグッと寄って、質感を見せようと
思いました。
最近のFTのショップカードは植物の写真でいくことにしています。
春夏用に華やかのがいいと、注文がありました。
上のがクサイチゴ、下のはサンゴジュです。
ライアトリエのこの服はちょっと厚めのリネン素材。
そんな素材感を描写したくライティングを考えました。
赤い背景がきれいでしょ。実はとあるビルのアプローチの床なのです。w
ツタエのブランド・コンセプトは「どんなに他国の文化に憧れ、
慣れ親しんだとしても、日本で生まれ育ったことを楽しみ………」。
今回の洋服は浴衣の生地で作ったもの、コロナ禍低迷する浴衣業界への
応援も込められていると言います。
洗いざらしの綿に藍の染め、清涼感のある風通しのよい絵にしたくて
流しの側の白壁で撮影しました。
Nutelのおじさんの人形は身長20cm程。その3体を屋上で撮影しました。
3人のおじさんが「遠くを眺めている」体です。
半逆光の日向で影を立てて、大きさを忘れさせる効果を期待しました。
背景にピントのはずれたビルが見えるのも良かった気がします。
Kitta展は1年ぶり2度目。前回の写真は、服をハンガーにぶら下げて
風になびかせて撮りました。今回はハンガーの代わりに(笑)人間を
というか石川博子氏に着てもらって坂道でとりました。
愛犬アデは友情出演です。
ミライエfarmのデザインを、数年前から担当しています。
「土井志則の自然薯」は土井さんの畑で、無農薬で栽培している
とびきり上等な自然薯です。真っ白いお芋は栄養豊富
すごくいねばっておいしいです。
写真は土井さんの手でパキッと折ってのばしたもの
山口の農場で撮影しました。コピーは梶浦道成氏です。
和歌山県北山村の生産部門が民営化して「じゃばらいず北山」という会社に
なりました。これは例の希少柑橘”じゃばら”のパウダーです。
花粉症にいいと言われています
Chikuniの製品は、器具なのですが量産のものではありません。
オーナーのアワヤさんがデザインし自ら手作りしたプロダクトです。
船舶用の小型電球が淡く灯るランプなど、きちっとはしいますが
ほっくりともしています。ポスター制作のあたり、そんな柔らかさが
出るように心がけました。
じゃばら果汁5%配合のウォーターです。なるべく液色の見えるように
シースルーなデザインをしました。タイトルはちょっとおちゃめに
サインペンの手書きにしてみました。
under the fernのぬいぐるみは、ただリアルとも違う、
子供っぽくカリカチュアライズされているだけでもなく、
微妙に怪しくとても魅力的な縫いぐるみです。
テーマはサーカス、それぞれの動物が道化師だったり、楽隊士だったり……
撮影にあたり、薄暗い中、のほのかな中ライトで撮りました。
tsuyuの布モノは、古いコットンやリネンを集めて作っています。
使い込まれ洗いたおされた布地は、柔らかくなんとも心地良い素材です。
スカートやエプロン、クッションカバーやバッグ、コースターなどなど
いろいろですが、写真は巾着袋の緒をグッと絞って撮りました。
風合いが1番見えると思ったからです
老松明子さんのデザインするストールは世界各国からの布やパーツのコラージュです。ちょっと怪しげでノスタルジック、そしてゴージャスなのです。
とてもフォトジェニックなので写真撮りが簡単でした。笑
1dozenはその素材のコットンに、その紡績技術にこだわって
飽きの来ないオーソドックスなカットソウを作っているメーカーです。
写真撮影にあたり、その気持ちのいい質感が写るといいなと、思いました。
柔らかいドレープを作り、やや斜めなライティングで撮りました。
3回目になる村上さんの木工展、今回は素材感の際立つボウルが
沢山並びます。そんな素材そのものの顔が見えるように
ぐっとアップで質感写真にしました。
和歌山県北山村の新事業、もともと役所の一部としてやっていた物販部門が
民営化「」株式会社じゅばらいず北山」となりました。その第一弾の商品
OEMでアイスコーヒーを作りました。
最近のFTのショップカードは植物の写真でいくことにしています。
今回の2枚はどちらともニュージーランドで撮ったものです。
ひとつはヒマラヤ杉の松ぼっくり、ずいぶん低い所につけていたので
至近で撮影することができました。そのヒマラヤ杉はホテルの前庭に
あった大樹です。もうひとつは植物園で撮ったバラの実(ローズヒップ)です。
ソソホラとはインディアンの言葉で「ビーズ」のことなんだそうです。
作家のNoriko Gotoさんのビーズは、ガラス、角、貝、珊瑚、動物の歯など自然なモノを使っているのだそう、その抜群の色の組み合わせ、精緻な技術を100mmのマクロで撮ってみました。
私もメンバーである日本パッケージデザイン協会は、
2020年に創立60周年を迎えました。
それを記念して「PACKAGE DESIGN INDEX OUR BESUT WORKS」を刊行
私も見開き2ページで、キリンビールの仕事と紅花食品の仕事を
掲載いたしました。
北山村の主力商品、希少柑橘の「じゃばら」から、新会社のネーミングは
じゃばら+ライズ(日の出/上昇…)、じゃばらいず北山となりました。
「収穫され積み上げられたじゃばら」のマークが、採用となりました。
2019年11月22日、渋谷duo MUSIC EXCHANGEでのライヴ
全編収録のDVDです。当日は私もスチールカメラマンとして入っていました。
最近のFTのショップカードは植物の写真でいくことにしています。
上のはサンシュウユの赤い実、干からびているのも混ざっています。笑
下のはエンジュの豆、近所の街路樹からいただきました。
透明感のあるエメラルドグリーンと、その愛らしい不定なポコポコ感が堪りません。
mindy はフクシマミキさんのブランド、アクセサリーはバッグなどの小物、
そして(アートな)オブジェがあります。写真に撮ったのはモビールのようなオブジェ、
ミキさんに立ち会ってもらって薄暗い変電室で撮影しました。
今年もAPAに入選しました。8年連続です。
新型コロナウィルスの非常時につき、東京都写真美術館で開催される予定だった
「APAアワード2019」展は中止になりました。残念です。
ヌーテルは渡邊笑理さんのブランド、ミシンを使いフリーハンドステッチで
絵を描くように縫い上げていく、ソーイングアーティストです。
今回は「Zoo」と銘打っていろいろな動物のオブジェの新作です。
生成りの生地で作られたシェープは優雅、黒い糸で描かれたパターンは
エッチングのようでステキです。
薄暗い光の中で撮影しました。
Kittaの服はシルクやオーガニックコットンの心地よい素材、そして
草木染めならではのなんとも言えない色調です。
撮影はその心地の良い素材感を表すために屋外にぶらさげて、
風をはらませてみました。
なんカットも撮るなかでイイ感じで写ったのがこれです。
まるで人が歩いているように見えませんか?
ドゥロワーブロカントの根間さんは、ヨーロッパ、特にフランスを中心に古いステキなモノを集めています。ブロカントとは「美しいガラクタ」という言葉が語源。 物を愛し、長く大事に使用することが暮らしの中に根付いている欧州文化の、「大切にされてきた美しい古道具」を意味するのだそうです。
このエレガントなレリーフのあるティーカップ、ほのかな灯りで撮影しました。
Oh!Babyはボディスムーサー、ハウスオブローゼの歴史のある人気商品です。この春の限定フレーバーはいちごの香り、それも赤と白のいちごです。
制作にあたりまずはみずみずしい(赤と白の)いちごをさがしました。摘み立て感を表現するのに葉っぱと花も欲しく、次は鉢植えをはさがしました。
これはトイレタリーなのですが、まるで食べ物ように、新鮮でおいしそうに
表現しました。朝の自然光で撮影しました。
ライン展開としてボディソープとボディクリームがあります。
2018年の6月、ピリナッツの里ナガに取材撮影にでかけました。
ナガはフィリピンの中部、ルソン島南部のビコル半島に位置する独立重要都市です。ピリの木はそこにだけ育つ希少ナッツです。
その栄養構成が驚異のスーパーフード、いまにブレイクすること必至です。
マニラからローカルプロペラ機で1時間半ほどのフライト、独立重要都市などと言いますが、後ろに火山をひかえた田舎町でした。
そこで撮影してきた素材を元にパッケージデザインを完成させました。
かつてイタリアで学んだミサさんの彫金は超リアルな自然の写生です。
4回目の今回は新しくベルトのバックルが加わりました。
いつものように、昆虫が爬虫類が植物が、まるで生きているかのようです。
光り物の写真撮影はハイライトの反射をどう入れるかが、決め手になります。
「大馬呆展」は89年から2009年まで活動した
アコースティック・ギター・コンビ「バホ」の未発表ライブ音源5枚組+48ページの
ブックin Boxです。「馬呆」とは「東京の馬鹿」チャーと「大阪の阿呆」石田長生の
コンビという意味、圧巻ギターテクニックと爆笑トーク_セッションです。
残念ながら石田氏は4年前に他界、これは貴重なアーカイブです。ブックレットには
チャーが石田長生を語り尽くした永久保存版20,000字ロング・インタビューが
収録されています。
デザインはかつての仲間・秋山香代子との共作です。
ボックスの写真は彼らのオベーション2本とリズムボックスを、モノクロ撮影しました。
発売元:江戸屋株式会社/販売元:スペースシャワーネットワークで発売してます。
北山村は日本唯一の飛び地村、三重県と和歌山県の堺にある
和歌山県からはちょっと離れたところにある、人口45人ほどの山村です。
ここは(観光用の)筏下りと、希少柑橘「じゃばら」で有名な村です。
6年程まえからいろいろとデザインのお手伝いをさせてのいただいており
年3回、つごう20回ほど訪れている所です。今回130周年にあたり「じゃばら」を
配したマークデザインを役場から制作依頼されました。
山本さんの企画展は5年ぶり、あいかわらずシャープでかっこいいです。
今回彫り目のあるお皿が印象的、それをメインヴィジュアルに
撮ることにしました。彫り目を綺麗に再現するには
ちょっと斜めのライティングで撮影しました。
本来グラフィックデザイナーである私が、本格的に写真を撮りだして
久しくなります。2014年にはAPA(日本広告写真家協会)の正会員に
なりました。アートディレクションと撮影を一貫して担当できるのは
素晴らしいことだと思っております。
小原さんは金工の作家、浜村さんは編物の作家です。お互いのセンスに、重なる部分があるからなのでしょう、時々コラボ展を開いています。
今回のファーマーズテーブルでの二人共同展は、真鍮と裂き布を編んで
作ったバッグによるもの、なにかインカの遺物のような怪しげな魅力があります。
2 accooimatsuは老松明子さんのはブランド。世界各国からの布やパーツのコラージュで作ったショールは、本当にステキ、そしてゴージャスです。
生家はオートクチュールのアトリエだったのだそう、納得です。
ヴィジュアルは素材にぐっと寄って、質感描写してみました。
希少柑橘「じゃばら」で有名な和歌山県北山村、そこのお手伝いをして
6年になります。「じゃばら」を使った製品を他品種作っている北山村、
このたび総合カタログを作ることになりました。
商品の半数くらいは私のパッケージデザインです。
A5版24ページ、表紙と各製品のメイン写真は今回撮影しました。
その他は6年間に撮りだめたカットをちりばめました。
ゴクウのカオリーとは昔からの友達です。
以下、カオリーの文章です。
「ある日ワタシのPCが 粋なイタズラをした
太皷の皮…と打ち込んだのに太古の河…と変換したのだ。
しばしその文字を見つめいいじゃんと思った。
いつか この名にふさわしい曲を創ろうと思った。
それから年月が経ちその名をつけたいと思えるアルバムが出来ました。」
カオリーとの打ち合わせの後、思いました。
「太鼓の革」を撮影して、「太古の河(Ancint River)」を表現しようと。
被写界深度を浅く、斜めに撮ると太古の平原が現れると。
タイトルはどちらにもとれるカタカナ表記「タイコノカワ」にすることを
彼女と確認しました。撮影した太鼓は一番のお気に入り、
100年ほどのアンティークだそうです。
実は川井田さんは一級建築士、構造デザインが素敵なのもうなずけます。
柿渋を吸わせた厚手の紙に蝋引き、紙製なのに堅牢なコンテナです。
このひょうたん型のコンテナを撮影するにあたり(自然光ですが)ライティング
の向きの良い場所、背景の質感の良い場所を探しました。
防水加工をしてある変電室の床で撮影しました。
「地久利」は地場の特産品を新しいかたちで紹介する(新しい)メーカーです。
これはとらふくの切り身をほぐした明太子でまぶし、やはり特産の夏みかんで
隠し味を……新機軸です。コピーに「下関、こう来たか!」というフレーズが。
すっかりお馴染みになった明子さんのバッグ展、今回で7回目です。
写真撮影にあたり、毎回どこで撮るかに迷います。明子さんの上質な素材は
柔らかく、置き撮りができません。ぶらさげる事になります。
屋上の水道タンクに良い場所をみつけました。丸い影が決め手です。笑
-----「写真は『見る』ためのものなのに、紙もデジタルも保存だけで見ていない」
「写真整理には、とてつもなく大きなニーズがある」。そう気づいたのは
今から6年前。以来、写真整理の専門家として研究を続け、アドバイザーを増やし、
企業とコラボしながらエネルギッシュに整理の意義と手法を広めています。----
ごちゃごちゃで未整理の写真を整理する専門家「写真整理アドバイザー」を
養成するのもこの協会の行うことの一つなのです。
https://photokeep.org/
パッケージデザイン年鑑は2年に一度発刊されます。今期も僕のデザインした
自然薯(じねんじょ)のパッケージが掲載されました。
この箱、わが社デザインのパッケージとしては最も長い箱です。
生の長いもを一本そのまま入れるために、こんなに,長くなりました。
短い方の箱はハーフサイズです。
図鑑風のイラストをペンと水彩で描きました。
ガラスの撮影は面白いものです。なんぜ透明だから背景にあるものが
写ります。ただフラットな色バックでは、西山さんのうねりのあるガラス表面が
うまく表現されません。いろいろ試行錯誤、本棚の前で撮影しました。
ピントの無い本棚はカラフルでイイ写真が撮れたと思います。
昨年にひき続きミンディ展を開きます。ミキさんの作るアクセサリーは
化石を使ったり、拾ってきた石や鳥の羽を使ったり、奇想天外。
まるで標本のよう、だから博物館みたいな雰囲気を出したいと思いました。
今年もAPAに入選しました。7年連続です。
来年3月2日より東京都写真美術館で開催された「APAアワード2019」展に
6点展示されました。
「サエラtysハウジングフラッグシップ」は大手住宅メーカーの最新作が
並びます。CDの梶浦氏の作ったフレーズが「軒並み日本の最先端。」
「ハウスページマーク」」と名付けたマークの意図は、
おウチの立体カタログブックです。もちろんCFのエンディングには
パラパラとページがめくられるムービング・ロゴをつくりました。
昨今ボウリングブームの再来が言われています。
紅花食品の社長はボウリングがお好き、とあるプロボウラーをスポンサード
しました。そこでワッペンを制作、エンジ地に金糸の刺繍がはえました。
最近のFTのショップカードは植物の写真いくことに決めています。
ひとつ目は和歌山の山中で撮影したイヌビワ、直径15mmくらいの
小さな実、なんとも言えないエンジの色と、表面の点々がたまりません。
下のはニュージーランド、クライスチャーチ植物園にて撮影、見たことのない
レースのような葉っぱの小灌木でした。
紅花食品には以前から荏胡麻油(えごまあぶら)があり、それは
中国産の種油でした。
この商品は茨木産のえごまから搾油したもので希少品です。
手書きのロゴとペン描きのイラスト、さっぱりした顔つきにしました。
デパートで限定発売するのだそうです
「じゃばら」は和歌山県北山村特産の柑橘です。花粉症の人には辛い季節が
近づいています。この飴がこの時期(2019年2月)マスコミに大きく取り上げられています。
シャトレーゼは直販店展開の大きな企業です。甲府と白州に工場を持ち
洋菓子、和菓子、アイスクリームなどを生産しています。
南アルプスの麓、白州工場は見学出来る工場として有名で、ある種の観光名所
として多くの来訪者を集めています。この「栗づくし」は白州工場限定発売、
お土産として買い求められる事を前提としました。
ユニークで印象的な商品にすべく、背景は抽象的な栗づくし柄を
オイルパステルで描いてみました。
じゃばらにはナリルチンという花粉症などに効能のある成分が、多く含まれています。
それを食し安くするためにハチミツでブレンド、効き目の期待できるサプリメントです。
地域の特産で新しい商品を企画開発する会社のロゴです。
漢字の「地久利」の中にひらがなの「ちくり」を隠しました。
遊び心のある、印象的なロゴを、ちょっとレトロな感じで美味しそうな
ものになったらと、紅型切り文字のようなデザインにしました。
CDは梶浦道成氏です。
チクニという作家名で活動しているアワヤさん。
チクニとはアイヌ語で「樹」なのだそうです。基本は木工作家、
このランプも(影絵でお分かりいただけないでしょうが)木製なのです。
ちょっとレトロな感じの10Wの電球がついているスタンド
その灯りだけで高感度撮影をしました。写真の粒状がザラザラと出ています。
「ハナノエン」は滋賀のお花やさん。
先代から引き継いでやっていらっしゃる野田幸江さんの作るリースは、
大胆でかっこいいでしょ?アートしているでしょ?
ポスター撮影は古い工場のドア、鉄線入りのガラスをバックに撮りました。
寛子さんは写真仲間、フライヤーデザインをお手伝いしました。
彼女は来年プロ活動10周年、記念コンサートの第一弾です。
来春早々、渋谷セルリアンタワーJZ Bradでのライブです。
モノクロのメインビジュアルは私が撮影しました。
辻詩音の新譜「Best Yeah!」のデザインをしました。
写真も私の撮影です。久しぶりにポラロイドを使いました。
今回は基調色をドレス似合わせて赤にしました。笑
東京都主宰のお正月公演、「詩楽劇・すめらみことの物語」のアートディレクターを
担当しました。出演者が:市川猿之助(歌舞伎俳優)愛加あゆ(女優)
川井 郁子(ヴァイオリニスト)吉井 盛悟(和楽器奏者)尾上 菊之丞(舞踊家)、
衣装は京都の「井筒」。脚本は横内謙介、演出は尾上 菊之丞、
時代考証に磯田道史、と、はなはだ豪華です。
ファーマーズテーブルのカレンダーは、このフォーマットで16回目の
制作です。元号の変わる年のカレンダー、平成から何になるのでしょうか?
今年もAPAに入選しました。7年連続です。
来年3月2日より東京都写真美術館で開催される「APAアワード2019」展に
展示され「年鑑日本の広告写真2019」(玄光社)に掲載されます。
辻詩音の新譜「わたしの王国」のデザインをしました。
写真は台湾のカメラマンよる台湾ロケでした。
全体の基本カラーは彼女のドレスの色、ターコイスにしました。
CDの制作物は(小さいけれども)意外と沢山あります。
ジャケットにあたる冊子の表紙、その中身(今回の冊子は24ページでした。)
盤面、ケース裏面、CD下のデザインそして(発売時の)帯、と、大変でした。笑
郡司さんは益子の作家、彼の作る器は奇をてらわないオーソドックスな
ものです。轆轤や型で成型されたカタチはまったくの正統派です。
ポスター撮影をするのにあたり、飴釉のお皿を主人公にしました。
その美しい光沢を表現したいと思い、外光の直明かりを反射させました。
かわいくてちょっと不思議な「まるなのこけしは野口奈美さんと
湯川紀子さんのユニットが作っています。紙粘土で作った体に
タイの山岳民族の古布や、アジア諸国の布や、ぽんぽんなどのパーツを
組み合わせて、世界に一つだけの何とも愛くるしいオリジナル民族こけしを
作っているのです。本展では彼女らの仲良しの陶芸家、金工と草木染作家、
木工作家、イラストレーター…に声をかけ、いろんな素材、大きさの
こけしが大集合、これはもう、大こけし祭りです。
ポスター撮影は鉛の板の上に沢山並べて、俯瞰で撮りました。お祭りです。笑
小倉さんの木製品は器のエッジがシャープにたっているのが特徴です。
写真撮影にあたり、そのシャープさが見えるように、
光を斜めから当てて撮りました。
30年以上作り続けているファーマーズテーブルのカード
以前は雑貨の写真などを撮っていましたが、この数年植物の写真で
作っています。このカード、プレゼントなどの包みにそえるのですが
包んだ商品は雑貨、そこに他の雑貨の写真があると変だと
気がついたのだそうです。笑
ピクルスやさんは「グッドモーニングファーム」、古着やさんは「青い羊」、
共に四国を拠点に展開しています。写真撮影にあたり
さて、ピクルスと古着をどうやって撮ろうかと考えました。
シャツを渦巻くようにして、その渦に巻き込まれるようにピクルスのボトルを
配置してみました。いい感じに絵になったと思います。
中山とみこさんは古い布で服などを作る作家、人気があります。
とみこさんは古道具屋店主、特別支援学級での補助職員を経て…
という異色(?)の経歴、デザインから縫製まで全部一人でなさって
いるのだそうです。ポスターを作るにあたり、そんな素材の風合いを
見せようとぐっとアップの写真をとりました。これはバッグです。
陶芸家、山本さんは武蔵美の建築家卒だといいます。
(故に?)質感はもとより、そのフォルムが気になってしまいます。
この小さな花器も、なんとも嫋やかですこしユーモラスです。
写真を撮るにあたり、質感・フォルムがキレイに見える半逆光で
撮影しました。自然光です。
イタリアンレザーのもの、紺色のものなどが並びます。
写真撮影にあたり、大きさが分かるように古いボールを配してみました。
赤い実を撮った自分の写真展のものです。
JAGDA年鑑の載るのは久しぶりです。笑
有紗さんは(ご存じの方もいらっしゃるでしょうが)植物や貝殻、漂流物で
アクセサリーを作る作家として知られています。
「自然の造形にはもう完璧な美があるから……」と、彼女は言います。
でも今回の展示は絹糸をぎゅっとぎゅっと編んでビーズを配した、気を込めた、
手の込んだ仕事、「お守り」がテーマなのだそうです。
プリミティブなアートを感じさせる、ステキな装身具
アンティークのトランクの上で撮影しました。
「Package Design Index」は2年に一回発刊されます。
2018年度版に、こんなのを載せました。
5年ほど前から北山村の仕事をしています。「じゃばら」は北山村特産の
柑橘、花粉症の症状緩和に効き目があります。そして独特の香り・味がします。
柚子胡椒ならぬじゃばら胡椒をからませた風味ある柿の種です。
地方の特産品、木版画風にほっこりとしたデザインをしました。
ミンディはフクシマさんのブランド、彼主要ライン展開は以前に終えていたのですが、この小さいCOOL UV GELが
追加になりました。小さいパッケージはそれはそれで可愛いものです。笑
ミンディはフクシマさんのブランド、彼町田さんは以前、石川源事務所にいたアートディレクターです。
その当時から、彼女の描くイラストは絵画と呼びたいアート性の高いものでした。
本展ではファーマーズテーブルにおいてあるモノを描いて、アンティークの額装を
ほどこすという、本展の為のオリジナル描き下ろし、イラスト展です。
大変好評をいただきました。
ミンディはフクシマさんのブランド、彼女の作るモノはアートしています。
例えばこのバッグ、像の皮膚のような趣の皮革を使って、形は非対称。
そして、持ち手の部分は流木を使っているという、飛び方。笑
撮影にあたり、「何か変わった背景にしよう。」と、前から目をつけていた
(とあるお宅の)エンジにペイントされてスレート壁面にぶらさげてみました。
今回の企画展は服とアクセサリー、一画面の写真にするのは難しいと判断
服バージョンとアクセサリーバージョンを別に二枚つくることにしました。
素材にこだわったちょっと不思議な服とアクセサリー、その不思議感が
ちゃんと表現されるといいなと思いました。
ファーマーズテーブルの企画展ポスター(シリーズ)が今年も選ばれました。
6年連続です。展示物を「何処で?どのような背景で撮るか?」が、
決め手だと思い、毎回探します。
アポロは歴史のあるお菓子、日本人ならだれでも知っている商品でしょう。
2018年度ばんの春物は苺チップとソイパフの入った、小腹満たし。
チョコですが若干スナックぽくデザインを配慮しました。
ニュージーランドだけに自生しているフトモモ科に属する常緑低い木、
マヌカの木(から採取されたハチミツです。マヌカハニーにはたくさんの
栄養素が含まれています。またマヌカハニーには殺菌・抗菌成分が
他のハチミツよりも数倍含まてれいると言う、話題のハチミツなのです。
カラーで描いたクレヨンのイラストですが、ハチミツを連想する単色に
変換して、落ち着いた雰囲気にしました。
裏に営業時間と地図の入ったカード、開店当時から(32年前)作っています。
いったい何種類作ったのでしょう?以前それらを載せたカードの本をつくりました。
モニカ・カスティリオーニはミラノとニューヨークを拠点に活動する
イタリア人・ジュエリーデザイナーです。
シルバーとブロンズを活かした、エレガントでエネルギッシュなフォルムは
身につける「彫刻」と呼ばれているのだそうです。
リングは小さなものですが、接写で(彫刻作品のように)
ダイナミックに写るように心がけました。
ハウスオブローゼOh!Babyは歴史のある人気商品です。
時々フレーバー違いの期間限定のものを作ります。
今回のは”マーマレードジンジャーの香り”
「ほろにが甘い手作りジャムにショウガを加えて。
ほっこりおいしい冬のボディケア登場」と、いうのがコンセプト
素朴なペン描き着色のイラストを描きました。
インドで仕入れた古いキルトを奄美大島で、
藍染め or 泥染めしたものなのだそう、なかなか野趣あふれる布地です。
写真は泥染めのモノ、キレイに撮るのでなく「土のように写ったらいいな」と、
思った次第なのです。
リアルな昆虫、動物たちのアクセサリーを、銀の彫金で作る作家、天野ミサさん。
今回の企画展がファーマーズテーブルにおいて三度目の開催になります。
三度目にちなんで、こんな3の字のブローチも作ってくださったので
それを中心にすえ、カエルが狙っているような配置にしたら面白いと思い
こんな写真を撮ってみました。
モニカ・カスティリオーニはミラノとニューヨークを拠点に活動する
イタリア人・ジュエリーデザイナーです。
シルバーとブロンズを活かした、エレガントでエネルギッシュなフォルムは
身につける「彫刻」と呼ばれているのだそうです。
リングは小さなものですが、接写で(彫刻作品のように)
ダイナミックに写るように心がけました。
マリアアザミは、シマリンというフラボノイド複合体を含んでおり
肝機能改善のための効能があるのだそうです。
自然派のサプリメントゆえ、薬っぽくならないように、
アザミの絵をクレパスで描いて自然の恵みを明るく楽しく表現しました。
小澄さんのガラスは「型吹き」という技法。型どりするがゆえ、
表面の平滑性がなく、懐かしい感じの味のあるガラス器です。
非常に薄く吹いてあって、電球のように軽い仕上がりです。
アルミのトレイ上で逆光で撮影したら、鉛筆デッサンのような
おもしろい写真が撮れました。
今年も恒例のカレンダーを作りました。このヘナチョコな玉(数字のこと)の
シリーズも(きっと)10数年になります。(前にもお話したかも知れませんが)
この超横長プロポーションの写真、以外とむずかしいんです。笑
五月女さんは、実は建築家でもあります。それゆえフォルムには計算されたデザインが
あります。彼の造形は、塊の土を削っていって作るのだそうです、
撮影はそんなフォルムの美しさ、そして味わいのある質感を表現したく
弱い、ほのかなタングステンの灯りで撮影しました。背景は鉄線入りの窓
ブルーグリーンの色調は夜の街灯の色です。
ちょっとゴワゴワするような、質実剛健な素材のジャンパー。
服は、人が着るのでは無い限り「さて、どう撮るか?」ということになります。
配電盤前に吊して、まるで作業着のように撮影してみました。
(もちろんこれはお洒落着なのですが。笑)
ホテルのバスルームに置いてあるもろもろ、
石鹸、シャンプー、コンディショナー………T.Jは大手ホテルチェーンに
ホテルアメニティと呼ばれる品物を供給しています。
依頼の内容は、近年増加している外国人旅行者にたいして、和の心での
「おもてなし」がテーマ、そこで落款のようなマークを作りました。
「図鑑に描かれていた植物が、そこから抜き出てきたようなものを作りたかった」
という作家 村上伊万里のコサージュ、リアルで素朴でステキです。
綿や麻の素材に糊付けで成型してあります。
ファッションのSEEPの主催者は鈴木伸也さん、アルミのワイヤー製品の
制作者、森永よし子さんとはご夫婦なのです。ポスターを作るにあたり
この二人展の写真「どう撮ろうか?」と、ちょっと悩みました。
思いついたのが「シャツを擬人化してワイヤーのお風呂に入っている感じ」
以前から携わっているすぎもと農園、久しぶりにデザインの依頼がありました。農園の100%のジュースは濃厚でコクが大変においしい高級ジュースです。
ジュースにはグレードがあって、この「旬しぼり」シリーズは二番目に位置するものです。
武田秀雄は大学時代の友人、大英博物館で個展もしたことのある
世界的なアーティストです。いつものことですが、個展に合わせて描いていた
絵の仕上がりが、ぎりぎりになり、この図録は2日でデザインするはめになりました。
34ページものです。あいかわらず天才的な筆致で、エロスの世界を描いています。
これは発売告知のフライヤー、写真撮影とデザインをしました。
(本文中、石川の撮影した写真が何点か掲載されていますが、
本そのもののデザインは石川源事務所の担当ではありません。)
フライヤー裏面で出版記念パーティの告知もいたしました。
林明子さんのバッグ展も今回で5回目になります。(毎度のことですが)
「さて、何処で、どのように撮ろうか?」と、悩みます。
今回思いついたのは、「そうだ、モダンタイムスのような背景にしよう!古い鉄橋バックに
撮ろう!」と、いうことでした。ちょうどイイ感じに、ベージュ色にペイントされた
山手線に架かる陸橋を思いだしました。
今回はビーハニーワークスの蜂蜜石鹸「蜂蜜入魂」と
紅花食品の「麻の実油一番搾り」の2点が入選、年鑑に掲載されました。
How to live のデザイナー勝谷まゆみさんは言います。
『楽しい暮らし方の発見。日々の暮らしを豊かにする道具。それぞれの
楽しい使い方の発見によって、家での生活、仕事、旅行が「心地よく」「楽しく」
過ごせるもの。もっと大切なことは、好きなことを見つけて楽しくこと。』です。
シャープなデザインを冷たくならないように、心がけて撮影しました。
パソコン上カーソルでグニョグニョ描いたイラストで展開したミントリープ
今回はレモンが加わったので、黄色を使うことによって一色プラスすることなく
前回はラインを濃いグリーンで表現していた部分を、ヌキにして
ボトルの地の色を出すことであらわしました。計算しきれない、イイ感じに
仕上がったと思っております。
シンプルなオフホワイトな器。
使い込めば使い込むほど、味わいが増して来るような器たち。
撮影にあたり、器たちを浮きたたせるため、黒っぽい背景を探しました。
見つけた背景はお店の床、Pタイルほ剥げた、黒い糊の跡を使いました。
グループ展に参加、グラフィックを担当しました。
----------------------------------------------------------------------------
(弧展)写真5人展
横浜市大倉山記念館・回廊ギャラリー
〒222-0037 横浜市港北区大倉山2-10-1tel.045-544-1881
http://o-kurayama.com/
2017年5月17日(水)〜5月22日(月)
10:00〜18:00 (20日(土)21日(日)は11:00〜20:00まで)
-------------------------------------------------------------------------------
知り合い、知り合いの知り合い、ちょっと気になっていた人………
緩やかな人の輪で(弧展)、会場は回廊ギャラリーなので(弧展)、
メンバーは蓮井幹生氏、広瀬正己氏、大久保ミケ氏、金光律子氏、そして僕の
5人です。会場の大倉山記念館は戦前の洋館、それなりに広いので、
それぞれにスペースがあります。そこで、それぞれに個展の気分で(弧展)なんです。
僕のは「赤い実見つけた。」というタイトルです。
自然薯はとろろ芋でありますが、普通の長芋とはちょっと違います。
その日本原産の芋は、もともと天然のものを苦労して探して、掘り出していたもの
だったのです。現在は畑で作ることが出来るようになりましたが、知識と技術の
いる農業だと言われています。それゆえ、この一本で約1万円と、大変高価な農産物
その育生断面図を図鑑風のイラストにして、ユニークなパッケージを目指しました。
長いことパッケージデザインに携わっておりますが、もっともひょろ長い
仕事でした。ペンと水彩絵の具でお絵かきをしました。
村上さんの作品は、シャープなデザインと、木ならではの素材感が
バランス良く存在します。材の特性上の出来事なのでしょうか
割れてしまったものを愛おしく、真鍮の鎹(かすがい)で留めて
あったりするのも素敵です。
写真は、作品をコンクリの床にじかに置いて、ま俯瞰から撮りました。
カラフルなミニトマトを配して、ちょっとポップにコーデしました。
開店当時、三十数年前から作り続けているショップカード。
今回、妻からのオーダーは「雑貨の写真じゃない方がいいわ。」でした。
今は店頭に置いて、フリーに持って行っていただくのではなく
お買い上げいただいた品物のパッケージに添えているのだそうです。
ですので雑貨から距離のある題材が良いということ、植物の写真にしました。
今年もファーマーズテーブルのミニ展「ON THE FARMER'S TABLE」の
ポスターが日本広告写真家協会のAPA AWARDに入選、
「年鑑・日本の広告写真2017」に掲載されました。
今年リニューアルオープンした東京都写真美術館恵比寿(ガーデンプレイス)にて
APA AWARD2017 展が3月4日から19日まで開かれました。
紅花食品の亜麻仁油は前から人気商品です。新発売にあたりパッケージを
デザインしたのは、もう10年以上前になります。原料の油はニュージーランド産
南半休でちょうど日本と季節が逆、この1月の初旬が満開と聞いて
ロケに出かけポスターを作りました。
亜麻仁の花は、思っていたよりも小さく可憐な花でした。
マカダミアナッツというと、あのチョコレートコーティングのハワイの
お土産を思い出します。マカダミアはもともとオーストラリア原産の
ヤマイモ科の植物、のちにハワイに渡り、そちらも産地になったのだそうです。
ナッツから取れるオイルは、オレイン酸を豊富に含んだヘルシーオイルなのです。
箱のデザインは水玉模様風にナッツを散らばして、楽しい感じにしました。
いつも物撮りをするにあたり「さて、背景はどうしようか?何処で撮ろうか?」と
考えます。今回はお店のある古いビルの(階段踊り場)床が良いとおもいました。
年代物のモスグリーンのPタイルはワックスもかかっていて、味わいが
あると思いました。
知り合いの紅生氏が起業、マーク・ロゴ、カラーリング、名刺などの
デザインを依頼されました。輸出入を基軸にいろいろなコトに挑戦する会社
紅生氏の「紅」からバーミリオン(朱色)というネーミングを決めたそうです。
マークはもちろんVERMILIONの頭文字「V」、ちょっと勇ましく階級章の
ようにしました。右側は円弧にして飛躍を表現しました。
恒例のカレンダー、今年も作りました。横長な写真撮影はいつも難しいと
思っています。3月4月のページには我が家の愛犬アデに登場してもらいました。
表紙の When Rome,do as the Roman do.は”郷にいれば郷に従え”の意味。
去る10月(2016)英国ロンドン近郊のアンティーク/ジャンクフェアを
漁って来ました。写真はそんなガラクタ市の雰囲気で雑然とモノを
並べて撮影しました。。
神戸のメガネ工房「ストライク」の、オーダー
50種類の形、50種類の素材、これらの組み合わせで、その人だけの
オリジナルを作ってくれるのだそうです。50×50って2500種類ってことです。
写真は、先頭のメガネにピントをもっていき、だんだんフォーカスアウトしながら
画面からはみ出して行くように表現、この後ろに2493個続いている?笑
英国の80年代の、アンティーク・ピクニックチェアの展示即売です。
アメリカのアンティークだともう少し大味、英国モノはやや小さく、華奢です。
ノーブルな感じがします。そして軽く持ち運びも楽なんです。
ナイロンのレジメンタルの色の組み合わせもさすが英国、シックでお洒落です。
写真は秋の光の差す屋上で、影を活かして撮りました。
印刷博物館ではこの2年間(去年・今年)の日本の秀作パッケージを集めた
「現代日本のパッケージ2016」展を2016.9.17→11.27の期間、開いています。
僕の作った蜂蜜石鹸「蜂蜜入魂」のパッケージが選ばれて
「特集・シズル表現」というコーナーに展示されました。
CIから始めて、パッケージデザイン、テレビコマーシャル、雑誌広告、
パンフレット………あらゆるグラフィックデザインを手がけてきました。
社長とは海外出張に何度も行った仲、嗚呼35年って感じ、感慨深いです。
「土井志則の自然薯」は無農薬で育てた高級食材。
パンフを作るにあたり「長〜いお芋を原寸大で見せてみよう!」と、考えました。
と言うわけで九十九折りに、どうもここまでの折は機械ではできないのだそうです。
これ、表裏です。写真、デザインは僕、コピーは梶浦道成氏。
バッグ作家、林明子さんの展覧会も4回目になりました。ヴィジュアルを作るにあたり
バッグをどこで撮影しようか?背景をどうしようか?と、迷います。
前回は本棚の前で、その前はコンクリの壁で、その前は階段で………
今回はこのファーマーズテーブルのある60年代のビルの変電室の窓を選びました。
今年(2016年)2月に箱入りで新発売したポップザック、それのミニパックが
4ヶ月遅れで追っかけ発売になりました。おそらく箱は(おもに)スーパー
こちらのソフトパックがコンビニに並ぶのでしょう。
協会会員対象に、自分の会社の仕事を紹介できる本です。
パッケージデザイン大賞を選出し刊行する年鑑と隔年ごとに出版されます。
今回も見開きでこの2年間の作品を紹介しています。
前回の甘みは「三温糖」でした。今回はよりクォリティーの高い「和三蜜糖」を
使用。より上品に美味しくなりました。前回のデザインのトーンは残しつつ
「より質の高さを」というオーダー、地に布目パターンを入れてみました。
武田秀雄は大学時代の友人、大英博物館で個展を開いたアーティストです。
本人は漫画家であると申しますが、年々その枠を逸脱、世間は画家として
評価しています。その作風はいろいろ、この展覧会には90点ほどの
新作が並びました。
SEEPさんはリネンやコットンガーゼなどの心地よい素材にこだわって
服を作っていらっしゃいます。撮影に使ったのはTシャツのような
シンプルな形、色違いの2着をクシャクシャと置いて、横からのライティングで
質感表現を強調してみました。
中国・広州にある出版社が主宰するデザイン年鑑にわが社の作品
●ポスターデザイン3点 ●パッケージデザイン1点 ●ロゴデザイン1点
掲載されました。
この賞は写真家とアートディレクター対象のコンペティションです。
その両方を兼ねてやっている、ファーマーズテーブルのショップカードが
シリーズで入選しました。(今年で4期続けてです。) そして
”ON THE FARMER’S TABLE”と銘打って不定期に開催している
ミニ展覧会のポスターが(これもシリーズで)入選いたしました。
使い切るまで空気に触れずに、酸化を防ぎ最後まで新鮮な状態を保つ
「新鮮二重ボトル」を採用。従来の(ガラス瓶の)デザインを踏襲し
リデザインいたしました。
スイス生まれの天然アルム石を使用した
ナチュラルなデオドラント「デオクリスタル」。
このスワブはシート・タイプです。
清潔感、清涼感を意識いたしました。
ポップザックとは「小麦パフにバタースカッチをたっぷりコーティングし、
ミルクチョコレートをぎゅっと染み込ませた、新感覚のチョコスナック」。
バターの香りが特徴的なこのチョコスナック、黄色をベースにデザインしました。
三谷さんは人気の木工作家、シンプルで、かといって気取りすぎていない
作風は三十年前から変わりません。ポスター制作にあたって大ぶりの四角皿を
選びました。木の質感の対比としてザクロを添えてみました。
ファーマーズテーブルのミニ展覧会、普段バッグを作っている林明子さんが
端布を使ってポーチやコースター、ステーショナリーなどの小物を作りました。
一同に並べて俯瞰から撮影できるいい場所をさが出しました。笑
ファーマーズテーブルのカレンダーを作りはじめて13作目になります。
初回からこのカーソル描きのヘナチョコ文字でやり続けております。笑
やたら天地の無い横長トリミングの写真撮影もけっこう慣れてまいりました。
“ON THE FARMER’S TABLE”と銘打っておこなっているミニ展覧会
今回の天野ミサさんのは銀のアクセサリー、精緻なデザインがリアルです。
写真は、2cmほどの蜂のブローチをビワの葉っぱの上で撮影しました。
ビーハニーの「蜂蜜入魂」という石けん、その含有量にこだわったという
お話を聞いてこんなデザインを思いつきました。真っ白い箱に蜂蜜が
直にたれているようなアイデアです。モックアップの箱に実際に蜂蜜を
たらして撮影しました。一部分タイトルにかぶっているのお分かりになりますか?
紅花食品は三十数年前、誕生の時からのお付き合いです。
紫蘇油はかなり初期の商品で、写真を使ったパッケージでした。
それゆえ、現在の紅花食品のトーンと違ってしまっておりました。
今回石川の描いたイラストにして、他の商品との統一感をとりました。
奈津さんのちょっと黄色っぽい松灰釉の器たち、優しく、かつ凛としています。
入れ子状に重ねて、最後の飯碗を逆さまにしてみました。
背景に使ったのはトタンのコンテナ、青っぽい色調が
黄色い器を引き立たせました。
“新ヘアケアシリーズ『メイプリーゼ』は、サトウカエデ樹液(保湿成分)に着目。
頭皮と髪に“うるおい”を与えながら、“ハリ”と“弾力”を補います。”
という商品、若干年齢層の高いターゲットです。
落ち着いた中にも華やかで元気な感じを心がけました。
イラストのカエデは万年筆で勢いよく描いてみました。
山本さんの青磁はとてもシンプル、むだのないカタチがシャープです。
逆行ぎみに器上部のエッジにハイライトが来るように撮影しました。
妻・博子のやっているファーマーズテーブルは今年で30年目に入りました。
開店告知のカードから始まって、歴代のショップカードを集めてみました。
現時点で47枚ありました。初期のモノの撮影は鹿釜氏、後半は
私自身の撮影したものです。A4/16ページ
100%ピュアメープルシュガーはメープルシロップから水分を取り除いて
粉末にしたもです。カナダケベック州の原料です、(クライアントの要望にも
有り)輸入品のようなバタ臭いデザインをこころがけました。
カエデの葉っぱのイラストは水彩絵の具で濃淡と表現しました。
林さんの銀色のバッグ(革製)、我が家の本棚の前で撮影しました。
毎回この手の撮影、背景が大事だと思っております。メタリックなバッグの質感と
本の背の(ちょっと埃っぽい)質感との距離感がイイナと選びました。
2年に一度のこの年鑑、今回は「すぎもと農園の完熟しぼり」が掲載されました。
服飾なので本来モデルに着せて写真を撮るのでしょう。
このアンドリュー・ドリフトウッドの服は素材、縫製にこだわった
まるでアンティークのような服、あえて人に着せずにコンクリートの床に
無造作に置いて撮影してみました。
生活雑貨の店ファーマーズテーブルの小品展は
「オン・ザ・ファーマーズテーブル」という名で不定期開催です。
2015年度二回目の展覧会は杉山徹さんの木工展です。
手彫りの質感を出すべく、斜めのライティングで写真撮影を行いました。
「食の安心・安全を強く求める女性、および自然素材への関心の強い女性
向けに、素材のおいしさを活かすことにこだわって作り上げたヨーグルト」
これが商品のコンセプト、手作り感のあるちょっとゆるいデザインにしました。
タイトルはボールペンで描いた文字にし、周りにイラストを配しました。
(イラスト:巽奈緒子)
2015年度もAPAアワードに入選しました。今年は写真作品部門と
広告写真部門、両方に選ばれました。写真作品部門のテーマは「笑い」
愛犬アデの写真でエントリーしました。広告作品は昨年にひき続き
ファーマーズテーブルのショップカードが選ばれました。
「ジェモセラピー」は植物の新芽エネルギーを利用したフランスBOIRON社の
ハーバル・サプリメントです。効用の違う8種類の植物によるサプリメント
フランスのものは、ボトルにラベル状態で箱がありませんでした。
共通で使えるように、ラベルが見える窓あきの箱をデザインしました。
ポップアップページは三つ折りリーフレットの表紙です。
実はこの商品6年前に最初のデザインをしたもの、その後一時休眠状態でした。
今回は復活リニューアルです。ボトルの形状とキャップの仕上げが変わりました。
15年ぐらい前でしょうか、CHARのCDアルバムを何枚か手伝いました。
久しぶりにCHARから仕事の依頼、なんとLPのデザインでした。
CDと違いLPは大きなジャケット、盤面レーベルも表裏があります。
CHARのギター、フェンダーのストラトキャスターを水彩イラストにしました。
(イラストは町田かおる氏)
キリングループはビール、ビバレッジ、メルシャン、など
もともと、別の場所で、別の業態でそれぞれ展開していました。
2013年、すべてを中野に集結、総合飲料の会社として、統一を図りました。
このビジュアルはB to Bの段階で使用するもの、企業に対しての企画提案書、
報告書等の表紙に使われるものだそうです。
私のクレヨンイラストと、写真とロゴで構成いたしました。
1985年に原宿の同潤会アパートで女房と始めた生活雑貨の店
「ファーマーズテーブル」。2015年(来年)に30周年を迎えます。
現在は恵比寿で営業しております。ぜひ覗いてみてください。
このシリーズカレンダーも始めて十数年、今回は30周年記念ということで
いつもの表紙のパターンとは違うデザインにしました。
以前、同社のカミツレの花のエキス配合のミストウォーターを作りました。
今回はその時開発したビジュアルを使用しての仕事でした。
この製品ラインはちょっと傷んだ髪の方のもの
バオバブの油はダメージヘアに有効なのだそうです。
バオバブと聞いてつい「星の王子さま」を連想、ボールペン描きの
素朴なイラストを使用してみました。
紅花食品は次から次に新しい油を探してきます。最新作はココナッツ。
ココナッツの油は、ひそかに人気になっているのだそうです。
原料はスリランカ産、オーガニック・エクストラバージンです。
写真撮影の仕事が増えてきました。去年、今年と「年鑑日本の広告写真」に
掲載されたことなどもあり、正会員にしていただきました。
毎年その年の新入会員による写真展が行われているのだそうです。
2014年6月13日〜21日、白金台にある本部ギャラリーで開催されました。
じゃばらの新製品2種。ひとつは蜂蜜とブレンドした濃縮シロップ。
もうひとつはじゃばら饅頭です。ちょっと高価な地方の特産品です。
タイトル、イラストは筆で勢いよく描いてみました。
日本広告写真家協会の主宰するAPAアワードに今年も(写真家として)
入選いたしました。ファーマーズテーブルのショップカードの連作です。
和歌山県北山村の希少柑橘「じゃばら」。そのエッセンシャルオイルの
パッケージデザインを手がけました。この小さなボトル、内容量はたったの10mlです。
水蒸気蒸留でこの10mlを抽出するのに、約50玉ものじゃばらがいるのだそう
3000円という頒価なのです。小っちゃなボトルは小っちゃな箱入りです。
ファーマーズテーブルの「ON THE FAMER’S TABLE」
2014年第三回の展覧会は、革のバッグ展です。
ちょっと傷があるような、素朴な素材を使ったバッグです。
質感を大事に写真と撮りました。
ファーマーズテーブルの「ON THE FAMER’S TABLE」
2014年第二回の展覧会は、英国ジャンクフェアです。
昨年秋、妻と買い出しにロンドンに行ってまいりました。
約2週間のジャンク漁りは若干疲れましたが、とても楽しいものでした。
撮影はトランクを積み重ねてアンダーに撮ってみました。
昨今、果実酢がブームのようです。リンゴ酢、ブドウ酢、パイナップル酢……
すぎもと農園では色づく前の緑のみかん果汁で、お酢をつくりました。
首ながのボトルが選定されたので、ラベルは縦書きデザインにいたしました。
妻のお店ファーマーズテーブルでは「ON THE FAMER’S TABLE」と銘打って
小さな作品展を不定期で開いています。僕はそのグラフィックを担当しています。
2014年最初の展覧会の作家は、陶芸家の村上躍(むらかみやく)さんです。
お急須とか片口とか注ぐ器が並びます。ポスター制作の写真撮影にあたって
作品をお借りしました。彼の特徴である蓋がフラットな急須が六つ来ました。
「よしっ、重ねちゃえ。」と、撮影した写真がこれです。重ねる必要はないのですが
重なるがゆえ(笑)ユニークな写真が撮れました。
北山村は和歌山県でありながら、和歌山県のどの市町村とも
隣接しない全国でも唯一の「飛び地の村」です。実際は三重県と奈良県に
はさまれた山間地に人口400人程度の小さな村なのです。
もともと林業、それも運搬としての筏流しで生計を立てていた村
林業の衰退とともに寂しくなっていきました。そんな時、観光用として
復活させた「筏流し」と、この地に自生していためずらしい柑橘「じゃばら」の
生産加工事業が村をすくいました。(数少ない)村おこしの成功例として
地方自治体の注目を集めている村です。少し前から「じゃばら通信」という
じゃばら製品の通販隔月誌をアートディレクションしているのですが、それは
またいずれ紹介するとして、今回は Uターン、Iターン、Jターン
北山村に定住移転をうながすポスターを作ったのでお見せします。
モデルは藪本さんご一家、曾じいちゃん・曾ばあちゃん・おじいちゃん
おばあちゃん・父さん・母さん・そしてボク……という生粋の北山人ご一家
四世代の勢揃いです。 (写真撮影は和泉氏)
「みかんしぼり」シリーズの使用ボトルが変更になりました。
それにともないラベルのデザインも刷新することになりました。
それぞれの柑橘の写真を背景に
紙の質感のラベル内ラベル(笑)を配してみました。
文字は万年筆で一発書きの僕の文字です。
このパターンのカレンダーを作り初めて十数年になります。
相変わらず玉はグニョグニョ描きです。笑
写真も自分で撮っているのですが、この超横長のプロポーション
画を作るのにちょっと苦労します。
お肌のうるおいを守りながら、汚れを含む古い角質をやさしく落とす。
そんなコンセプトのボディケアラインです。コンテンツの植物画は
自分で描きました。ちょっと大人のための化粧品
落ち着いた感じに仕上げました。
みかん農家すぎもと農園のある三重県御浜町神木(こうのぎ)は、
おいしいお米の産地でもあります。
神木地域の川沿いに樹齢800年のイヌマキの大樹があります。
それはもちろんご神木で、その半径200m以内で穫れるお米を
「イヌマキ米」と呼んでいます。
E-LIBRARY USAは画期的な文献検索購入システムです。世界中の論文の
中から自分の必要な部分だけをダウンロード出来るものです。
ロゴのデザインは本がばらけている様を象徴的に使いました。
レターヘッド、封筒には英国からの輸入紙「コンケラー」を採用しました。
A3版フルカラー24ページの大きいけれども薄い本です。
デザインの特徴といえば紙の白地を一カ所も出さなかったことでしょうか。(笑)
薄いゆえクルクルと巻いて荷姿としました。
ファーマーズテーブルで販売いたします。税込み1500円、300部限定。
デザイナーである私ですが、近年は写真家としても活動しております。
今回、写真展を開くはこびとなりました。テーマは私の生息する周辺の記録。
生活雑貨店を営む妻と共に物に埋もれて生活をしております。
自宅と事務所、ショップとカントリーハウスを撮り下ろしました。
展覧会と同時に写真集も発刊いたします。
●石川源写真展「ザ・イシカワスタイル」
●会場:ファーマーズテーブル
渋谷区恵比寿南2-8-13 共立電機ビル4F tel.03-6452-2330
http:/www.farmerstable.com/
●日時:2013年7月26日(金)~8月2日(金) 12:00~19:00
この年鑑は日本パッケージデザイン協会主催の
「日本パッケージデザイン大賞」の受賞、入選作品を掲載したものです。
わが社は6点入選しました。
日本広告写真家協会主催のAPA AWARD 2013に、3種11作品が
入選しました。これはデザイナーとしてではなく、写真家として選ばれました。
(企画/デザイン/撮影)ということです。
小岩井乳業のヒット商品「ぬるチーズ」シリーズには
プロセスチーズの「ぬるチーズ」と、ナチュラルチーズの「ぬるクリームチーズ」が
あります。以前の二つの製品には統一感がやや薄く今回リニューアルに
際してきちんとシリーズ化を心がけました。
「ぬる」をキイワードとしたグラフィックエレメントに刷毛で勢いよく描いた
ビジュアルを作り使用しました。
乳製品としての爽やかさの中にも老舗小岩井としての格調高さを意識して
デザインしました。流通で選べるように裏面は縦置きデザインにしました。
「北は北海道、南は沖縄まで、世界に発信できる、新しいお土産のカタチ」……
ということで、手を挙げた会員デザイナー100人による展覧会が催されました。
それぞれ参加県を選び、ま、創作なので勝手に想定したモノのパッケージ
デザインを提案するものでした。僕は三重県を選びみかんジュースのギフトで
参加しました。同時に発刊された本は書店に並んでいます。
●大阪展●東京展が開かれます。ちなみに東京展は2013.2.20~3.13まで
竹尾見本帳本展2F(03-3292-3669)
韓国人記者から連絡があり、わが社でデザインしたものを掲載したいと
リクエストがありました。それは’年鑑日本のパッケージデザイン」に載っていた
ファーマーズテーブルの2作品でした。
本で取り上げるのと平行して現物の展示会も催されました。
株式会社テレマックはテレビのドキュメンタリー、情報番組、CMの制作を
手がけている会社です。教育関係をテーマにした作品が多くみられる
真面目な会社です。マークのモチーフはもちろんモニター(テレビの画面)
ですが、右側を櫛状にして機動性の良さを表しました。
これはワイン通販で日本一のMy Wine CLUBのプライベートブランドとして
市場に出るものです。ワイナリーのフランス人を交えミーティングを持ち
ネーミング開発から始め、CIとしてのエンブレム、ラベル、ネックデザイン
ボトルの選択、印刷紙の選択(フランスで印刷)……出来上がるまで
丸一年を要しました。生産地の南フランスは古くから石の産業が有名
そんな連想から「輝ける宝石----ビジュ・ブリアン」と名付けました。
ラベル上宝石の数と、ネックの色で6つのグレードを表現しました。
レモンの100%果汁をドリンクと同じボトルに詰めました。料理とか
お菓子作りに重宝します。ラベルデザインをするにあたり
レモンのイラストをボールペンでグリグリと描いて、素朴な感じに仕上げました。
三軒茶屋キャロットタワーの2階にそのカフェはあります。
世田谷サービス公社という区の外郭団体が主体、区民ギャラリーの
あるカフェです。ぜひ三茶にお寄りの際は一服してください。
東急世田谷線----田園都市線をつなぐ地下通路にA0版(1456×1028mm)の
ポスターを6枚、ずら~っと連貼りしました。
「リマエナジエ」は、タヒチで伝統的に使われている
上質なオイル“モノイ・ド・タヒチ”を配合したボディケアのラインです。
今までのものはすべて不透明な容器でしたが、今回のオイルジュレは
中身を見せた半透明のチューブでした。
ちょっと怪しげな面白い仕上がりになりました。
日清グループの日清ファルマは健康食品の会社です。これはビフィズス菌の
カプセル、一錠に40億個の菌がつまっているといいます。日頃(なるべく)
普通ではないユニークなデザインを売り物にしているわが社としてはめずらしい
(笑)まじめな仕事でした。サイズは手のひらに入るほど小さなものです。
まだ9月だというのに、早々と来年のカレンダーができました。
このシリーズカレンダーも、もう10回を超えたと思われます。
これを作ると「今年もあと少し!」という感じになっちゃいます。
生活雑貨のお店”ファーマーズテーブル”では、懐かしいアルミの
洗濯ばさみを4種類袋詰めにしたもの、アルミの作家に頼んで
洗濯ばさみにフックを付けたもの、大小2種の,アルミS字フック……
以上の3種類を商品化しています。パッケージはゴム印で対応することにした。
サインペンでイラストを描いて判子屋さんに発注しました。
袋は浅草橋で買って来たもの、判子を押して、袋詰めにしてちょっとアレンジ
パッケージはすべて自分たちの手作業です。
蝶谷氏は代理店時代の友人、広告のコピーライターでした。
今はフリーライターとして(彼自身の趣味をいかして)プロ将棋のジャンル
そして日本酒のジャンルで執筆をしています。これは日本酒に関する
彼の(確か?)五冊目の本、以前にも一冊お酒の本の装丁を
手伝ったことがあります。この「居酒屋・ホロ酔い気分」はフィクション、
とある居酒屋のオヤジが主人公、旨いお酒と美味しい肴
そしてお客とオヤジのやりとりが軽妙なタッチで描かれています。
これは彼自身の(まったくの)趣味の世界,オヤジと蝶谷が重なります。
「グリーンナッツオイル、確か去年、デザインしましたよね?」「去年のは100gの
ものでしょ。今度のは170gのものです。販路が違うので販売戦略上違うデザインを
してください。」こんな依頼でした。いつもの紅花食品のデザイントーンとは
一線を画したものを提案、採用されました。
「体が甘くなってしまう男の話、「アイムシロップ」というタイトルの劇です。
たまたま来ていた友人に指を借りて、ボールペンで顔を描き
蜂蜜壺に指をつっこませて撮りました。「おいおい何だよ、これ?」
「妻・博子とやっている…」などと書きましたが「、正確には博子がやっていて
僕が(軽く)手伝っているという感じ です。始めて27年もが経ちました。
原宿で創業して今は3回目の場所、恵比寿でがんばっております。
開店時より不定期で作って来たショップカード、きっと百種類ぐらいは
作ったのではないでしょうか。(写真は自分で撮っております)最近作を並べてみました。
お近くにお寄りの際は是非お店をのぞいてください。(詳しくはリンクから)
飽和脂肪酸を多く含む麻の小さな種子から搾った、高級食用油。
油本体は黄緑色の美しいもので、透明のボトルに入れたいところですが
光による酸化を防ぐため、遮光性のあるダークグリーンのボトルを使用。
前作の「有機食用椿油」同様、和のテイストにしました。
以前からあった1リットル瓶に加え200mlの小瓶シリーズができました。
肩のあるクラシカルなボトルなので(完熟しぼりの方は)レトロ感が
ました気がします。
機関誌は年5冊(全面的に関与しだして13冊目になります。)細かいところの
デザインはディレクションのみで外部の会社に手伝ってもらっていますが
表紙と、フォトエッセイページは自分でやっております。そんなわけで年五回
紀伊半島の先っぽに撮影・取材旅行に出かけるのが楽しみです。
最新号はクレヨン描きのイラストでいってみました。
エッセイをご覧になりたい方は下記のURLに
http://www.o-mikan.com/webshop/colum/index.html
武田秀雄の三部作はこれで完成。三冊の画集(絵本)のデザインを手伝いました。
一作目の「WORLD NIGHT TOURS」はブラックユーモア。二作目の「地獄篇」は
ちょっと重いエロスの画集。この三作目はおしゃれな絵本、表から、絵の具のチューブ、
裏から猫の話が進みます。
タイトルの「OFF BLACK」はもちろん絵の具の色の名前なのですが
武田の心としては「ブラックなものだけではないぞ!」という気分なのでしょう。
この本、強烈、これはこれで武田の真骨頂。今更ながら彼の描写力に
おどろかされます。文章・寺門蘭蝶氏との共著,ハードカバーの上製本です。
ご興味のある方は武田秀雄のサイト上で販売されておりますのでどうぞ
軟包材とは簡単に言うとフィルム袋のパッケージのこと。
強度のせいなのか遮光性からなのか美しいからなのか、
アルミ蒸着フィルムを使うことが多い。わが社でもお菓子の軟包材は何度か
デザインしたことがある。化粧品はプラスチックやガラスのボトルデザインが多いのだが、
今回は軟包材でした。
夏期限定のミント商品「ミントリープ」。
毎年追加のアイテムがプラスされています。
今年のものの一つはクールジェルUV。今までのなかで最小です。
武田秀雄は大学時代の友人、世界的な漫画家(アーティスト)です。
彼のブラックユーモアは国内よりもむしろ海外での評価が高いのです。
この「ワールドナイトツアー武田秀雄」は彼が以前から暖め、描きためて
きたものです。その土地とちをブラックに風刺した観光ポスターが
約80枚たまり本になりました。相変わらず冴えています。
(2012年4月20日より)トルコで行われる「アイドゥン・ドアン
国際漫画コンペティション」に武田は審査員として招聘されていて
そこで作品とこの本を披露するのでしょう。
「パッケージデザインのひとつ一つには、メーカーやデザイナーが
日々の研究・開発の末に生み出した、「パッケージデザインの勘どころ」が
隠されているのだ。本書では、日本のパッケージデザインを代表する
定番商品・定番ブランドのロングセラーパッケージ、時代・流行を切り取った
斬新なパッケージ、現代を代表する新定番パッケージなど~123商品の
デザインを紹介する………」
てな序文で始まる本に我が社の三つの仕事が紹介されました。
桜井甘精堂は創業200年が過ぎた名店です。パッケージの
リニューアルに取りかかったのは6年ほど前でしょうか。
桜井甘精堂の財産ともいえる鳥居敬一氏の(型絵染めの巨匠)
60年代に作った要素を用い、配置・色・紙の選択等、吟味を繰り返しました。
ハウスオブローゼ・ミントリープ・シリーズの新作は
「ボディクールジェル」。今までのシリーズは
今回のジェルはちょっと特別感をもたせ
銀色バックにしてみました。
思いこせば30年前、CIの開発から始めたのでした。
30周年にあたり、関係者にプレゼントする大皿をデザイン
陶芸家に焼いてもらいました。30年史をつづったパンフの表紙は
それを写真に撮ったもの、大皿現物とこのパンフがセットで
「ありがとう」を込めて届くのでした。
JAGDA東北復興支援プロジェクト・被災地の子供に
元気の出るハンカチを送ろう!」に参加しました。568人の
デザイナーが集まったのだそうです。(2011年10月25日)現在
各地を巡回しています。(販売もしています)
詳しくはJADAのサイトをご覧ください。
隔年で発刊されるパッケージの年鑑に、紅花食品の「椿油」
すぎもと農園の「ドリンクシリーズ」
そして生活雑貨の店・ファーマーズテーブルの
「ドライシード」と「植物の種」が
入選、掲載されました。ちなみに「ドライシード」は
既成のクラフトバッグにゴム印対応です。(笑)
これは、通販のサプリメント商品。
「めきめきメカブ」というネーミングからして
元気の出るサプリなのでしょう。
力強い(へたくそな)」描き文字にしてみました。
素材は(たまたまですが)岩手県大槌産メカブ使用の
ものでした。がんばれ東北!です。
ハウスオブローゼのラ・ローゼを担当して10年近く
なるのではないでしょうか?いつものそれは
ピンクのバラ、今回のはイエロー&オレンジ、
香りが違います。ずーっとピンクのものを
作り、見慣れて来たせいでしょう、新鮮です。
要素すべてを手描きにしてみました。
ボールペンでグリグリ描いて
楽しいデザインにしてみました。